下駄・草履は1㎝ほど小さくていい!
本当に今年は雨が多くなかなか夏が感じられませんでしたが
7月の最後にようやく夏のギラギラ太陽がお目見えすです!っと言いたいのですが
今日も雨。。。来週からはやっと晴れマーク!
花火の時期を迎え、浴衣の着付けが多くなるのですが 下駄を選ぶ際にほとんどの方が
かかとが下駄から少しでもはみ出ると 「小さい」とおっしゃいます。
靴はもちろん 下駄・草履以外の履物は 足を包みこんで履くので靴の方が大きいですが
下駄・草履は親指と人差し指の間に挟んでひっかけて履きます。
鼻緒のまえつぼが 指の股にしっかり当たってしまうのはNG!
その手前 指の股に当たる手前でとめて履きます。
歩くとき 靴は常に足にくっついて 踵から降ろします。
下駄・草履は重心を前にかけ 踵は下駄・草履から離れます。
踵から降ろすことはありません。
大きいと歩きにく、きものの裾を挟み込む場合もあります。
普段あまり和服に触れない方は「変」に感じるかもしれませんが
履いた時に1〜2㎝ほど出て丁度と思っておきましょう。
とは言え。。。実際のところ
靴は5mm間隔で製造していますが 下駄・草履は 子供サイズのほか ほぼフリーサイズです。
S/M/Lがあれば良い方です。(2L・3L・4Lと作っているところもあります)
近年は日本人の全体のサイズが大きくなっていて そのフリーサイズという聞こえの良いサイズ基準が
大きくなっているように思えます。
ですので 足の小さな方にとっては 足が1-2㎝出るものだと言ったところで、
「分かっているけどないんだよ。」という嘆きの人もいます。
許容範囲内であればどうにか 大丈夫。(人によって許容が違うと思いますが)
元となるところだけは頭に入れておいてください。